日本自動車工業会は8月の自動車輸出実績を発表した。それによると、四輪車輸出台数は前年同月比3.4%減の33万9401台となり、4カ月連続でマイナスとなった。輸出金額は車両分が52億4174万ドル、部品分16億5081万ドルで、総額が68億9255万ドルと、同1.0%減だった。
トヨタ自動車は29日、カナダ工場(TMMC)への生産移管を行ったレクサスブランドの高級SUV『RX330』(日本名トヨタ『ハリアー』)の1号車が、日本時間の27日にラインオフしたと発表した。レクサスブランド車の北米生産は同車が初めてで、トヨタ自動車九州(福岡県宮田町)から移管した。
厳しい経済環境のために、過剰生産能力のリストラの必要が叫ばれている自動車業界だが、2020年の世界全体の生産台数は現在の約2倍に達する、という景気のいい内容のレポートが、イギリスの民間調査機関オーテリジェンスによって発表された。
日本自動車工業会は26日、中国・北京事務所の開所式を実施した。日中の政府関係関係者、自動車業界関係者ら、約150人が出席した。
円高が一服したことを受け、日産自動車とトヨタ自動車が6日ぶりに反発。日産自は前日比25円高の1221円と上げ、トヨタは30円高の3390円となった。いすゞも久々に商いを増やし10円高の184円と反発した。
トピー工業と台湾の源恒工業有限公司は、中国で乗用車ホイール事業を行っている減興汽車零件有限公司にトピー工業が資本参加することで合意したと発表した。これを機に、源興汽車は、源興東碧(源興トピー)に社名を変更した。
トヨタ自動車は、カナダのオンタリオ州にあるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・オブ・カナダ(TMMC)で、26日(日本時間27日)からレクサス『RX330』(日本名『ハリアー』)の生産を開始する。トヨタが海外で、レクサスを生産するのは初めて。
マイクロソフトが役員会メンバーにBMW会長ヘルムト・パンケ氏を任命したことが、特にアメリカの自動車業界に大きな波紋を呼んでいる。マイクロソフトがアメリカの金融業界、IT業界、法曹業界、製造業界などを差し置いて外国の自動車メーカー会長に役員就任を依頼したことは、それほどアメリカ経済全体にとってショッキングな出来事。
10月1日に発効するEUの新政策によって、ヨーロッパでのカーメーカーによるディーラー支配が終焉する。これまでは、メーカーがディーラーを指定することができたが、今後は、ディーラーが取り引きしたいメーカーを選ぶことができるようになる。
ヤマハ発動機は25日、舟艇事業部門の3次元造形技術を生かした大型構造物向けの型製造事業を10月からスタートする、と発表した。社内の技術を外販し同事業部門の新たな収益源として育成する。