ホンダは26日、米国での四輪車累計生産台数が、25日に1000万台を超えた、と発表した。米国での生産が1000万台を超えたのは、日本メーカーではホンダが初めて。
大口投資家の買いをきっかけに幅広い買い物が入り、全体相場は続伸。平均株価は約2週間ぶりに1万1000円台を回復した。自動車株も全面高。
日産自動車が26日発表した10月の生産・販売・輸出実績は、国内生産・国内販売・海外生産・輸出のすべての指標がプラスになった。海外生産は単月として過去最高になった。
マツダが26日発表した10月の生産・販売実績は、国内生産・国内販売・輸出・海外生産の全ての指標がプラスになった。全指標が増加したのは、6月以来4カ月ぶり。
三菱自動車工業が26日発表した10月の生産・販売・輸出実績によると、国内生産・国内販売・海外生産・輸出のすべての指標が前年実績を下回った。
トヨタ自動車が26日発表した10月の生産・国内販売・輸出実績は、輸出を除く全指標がプラスになった。海外生産は、全地域が増加し、過去最高になった。
ホンダが26日発表した、10月の四輪車生産・販売・輸出実績は、国内生産が9カ月連続のマイナスになった。国内販売は増加したが、輸出がマイナスだった。海外生産は過去最高だった。
日産ディーゼル工業は25日、中国の東風汽車有限公司と中・大型トラック用キャブの共同開発契約を締結した、と発表した(既報)。日産ディーゼルにとっては、成長著しい中国市場で、日産・東風の提携をテコに、中国での事業展開のチャンスが広がったことになる。
米国株高を受け、全体相場は反発。平均株価は一時、11月17日以来の1万円台を回復した。自動車株は高安まちまち。
日産ディーゼル工業は、中国の東風汽車有限公司(ドンフェン)と、中型・大型トラック用のキャブ(運転席台)を共同開発すると発表した。