トヨタ自動車が26日発表した10月の生産・国内販売・輸出実績は、輸出を除く全指標がプラスになった。海外生産は、全地域が増加し、過去最高になった。
国内生産は、前の年の同じ月にくらべ0.7%増の33万7190台となり、2カ月連続で増加した。国内販売は同0.1%増と微増の15万台と2カ月連続で増加した。既存車がマイナスとなるなかで、『ウィッシュ』『シエンタ』といった新型車や、9月に全面改良した新型『プリウス』が健闘した。
輸出は、北米・アジア向けが減少した結果、同2.9%減の16万6407台となり、3カ月ぶりに前年同月を下回った。海外生産は、アジア、欧州、北米の各地域で増加した結果、同25.2%増の25万7491台となり22カ月連続で増加した。これまでの過去最高は前月の9月だったが、これを更新した。