マツダが26日発表した10月の生産・販売実績は、国内生産・国内販売・輸出・海外生産の全ての指標がプラスになった。全指標が増加したのは、6月以来4カ月ぶり。
国内生産は『RX-8』、『アクセラ』が上乗せになったほか、『アテンザ』、『MPV』も前年を上回り、前年同月比15.9%増の7万4455台と2カ月連続で増加した。国内販売は、同5.5%増の2万632台となり、3カ月ぶりに増加した。
スズキからOEM(相手先ブランドによると生産)供給を受けている『AZ-ワゴン』(スズキ『ワゴンR』)が同約6割の増加となったほか、アクセラ、RX-8が上乗せになった。
輸出は、同49.5%増の4万9019台となり3カ月連続で増加した。輸出が増加した車種としてはアテンザ、『プレマシー』、『ロードスター』、『トリビュート』(フォード『エスケープ』含む)、MPVなど。これにアクセラ、RX-8が上乗せになった。
仕向け地別では北米、欧州、中近東、アジア向けが伸びた。海外生産は、同5.2%増の2万1185台と、14カ月連続で増加した。