ヤマハ発動機は、9月1日付けで、新たに管理部門の生産性向上に向けた組織改正を実施すると発表した。同社は2001年10月に生産・販売・開発部門での大掛かりな組織改正を実施したが、今回は管理部門でも実施。
日野自動車、いすゞ自動車は、両社のバス事業を統合するための持ち株会社ジェイ・バスと、それぞれの関連会社である日野車体工業、いすゞバス製造の3社が10月1日付けで合併すると発表した。
模様眺め気分が強まり、全体相場は反落。自動車株は高安まちまちとなった。日産自動車が前週末比10円高の1185円と反発。マツダ、スズキが続伸し、日野自動車工業、ダイハツ工業がしっかり。
富士重工業(スバル)は、自己株式を取得することを取締役会で決議したと発表した。自己株式を取得するのは、経営環境の変化などに対応した機動的な資本政策を可能にするため、実行するとしている。
自工会が発表した7月の自動車生産実績によると、四輪車生産台数は、前年同月比0.5%増の92万6956台で、微増ながら2カ月連続でプラスとなった。国内需要は同0.2%減と微減だったが、輸出が同13.5%増と伸びたためプラス。
日本自動車工業会が発表した7月の自動車輸出実績によると、前年同月比13.5%増の45万263台で、5カ月連続でプラスとなった。
関係筋によるとトヨタ自動車が中国の広州汽車と計画している合弁会社が最終認可を得て、来週早々にも発足する見通しとなった。年内に広州市の南沙開発区で工場建設に着工する。
日本興亜火災海上保険は27日、9月1日付けで中国の大連、青島、蘇州の3カ所に新たに駐在員事務所を開設すると発表した。自動車メーカーなど幅広い分野の日本企業が中国への進出を加速していることに対応するもの。
ホンダが前日比70円高と続伸。マツダは物流子会社2社の合併で完成車の輸送コストを3割削減する方針を明らかにしたが、株価も2円高としっかり。いすゞ、富士重工業(スバル)が上げ、三菱自動車工業も反発した。
富士重工業(スバル)は27日開いた取締役会で、9月6日にストックオプションを発行することを決議した。321人の取締役や執行役員、監査役、幹部社員を対象に無償で権利を譲渡する。