トヨタ自動車は、昨年から本格販売に着手したロシアでの事業展開について、将来は現地生産も視野に入れていく。同社は、モスクワにディストリビューターを設立、西ロシア地区での販売を行っており、昨年は約8000台の実績をあげた。今年は2倍強の1万7000台に拡大する見通しという。
日本自動車工業会は22日、日本経団連が同日発表した「WTOカンクン閣僚会議に向けた緊急提言」を強く支持する、とした会長コメントを発表した。日本経団連の重点項目として、(1)投資ルール策定交渉の開始、(2)自然人の移動の自由化、(3)その他重点項目(サービス貿易交渉の促進、非農産品市場アクセスの改善など)を挙げている。
中古車買い取りチェーン大手のガリバーインターナショナルは、8月1日付けで東京証券取引所市場第1部に上場すると発表した。
ダイムラークライスラー日本とヤナセは、全国のヤナセ特約店各社がダイムラークライスラー日本と直接取引きを行うことで合意したと発表した。ヤナセ販売店でヤナセ直営以外のヤナセ特約店はこれまで、メルセデスベンツ車の供給はヤナセから受けていた。
トヨタ自動車の張富士夫社長は22日、東京で記者会見し、昨年末に発表していた2003年の販売・生産計画をいずれも上方修正したことを明らかにした。国内、海外販売とも順調に推移しているためで、世界生産はトヨタ単独で初の600万台(前年比6%増)としている。
ボルボ社は、「2002年企業市民報告書」を発表した。これは企業市民としてボルボ自らが設けた評価基準に対しての達成度や貢献度を測る成績表となる。
日本GM(ゼネラルモーターズ)は、日本自動車工業会から9月30日付けで退会すると発表した。10月からは会費の少ない会友という制度を新設、自工会にとどまる。
ダイレクトラインの提携修理工場ネットワーク、ダイレクトガレージ(全国620カ所)では、22日より全国570カ所の提携修理工場でダイレクトライン自動車保険契約者向け「車検サービス」を開始した。
扇国交相は22日、藤井JH=日本道路公団総裁の更迭問題について「(JHが6月に公表した)財務諸表が正しいかどうか専門家にきっちり見てもらったうえで判断する」と会見で述べ、来月中にも更迭について判断する方針を明らかにした。
日本自動車工業会は、このほど開いた臨時総会で新任の副会長に、日産自動車の小枝至共同会長を選任した。塙義一副会長(日産相談役名誉会長)は退任し、顧問に就いた。