ボルボ社は、「2002年企業市民報告書」を発表した。これは企業市民としてボルボ自らが設けた評価基準に対しての達成度や貢献度を測る成績表となる。
2002年の成績表では、18の評価項目のうち、9項目で改善し、2項目は変化無しで、7項目で後退した。
スコアを伸ばした項目は、顧客満足度、代替燃料車の販売増、職場での男女のバランス、塗装工場の溶剤排出量など。ただ、SUVモデルを導入したため、ボルボ車の平均燃費は悪化したほか、車両製造時のエネルギー消費量、職場の安全確保は後退した。2001年に大きく改善した従業員満足度は、2002年には後退した。