米大手自動車メーカーGM(ゼネラルモータース)とフォードが、先週発表した第3四半期決算では、ヨーロッパ部門で引き続き赤字が続いていることがわかった。
今年10月現在までのアメリカの自動車販売地図を見ると、輸入モデルの躍進ばかりが目立つ。そしてデトロイトが頭を痛めることに、ヨーロピアンカーが次々とエントリーモデルに参入することで、競争はますます激化しそうだ。
GMでは今年第三四半期の収益が4億2500万ドルとなり、昨年同期の8億0400万ドルの損失からくらべると飛躍的な回復基調となった。
日本自動車工業会は、日本・メキシコのFTA(自由貿易協定)締結に向けた交渉が、物別れに終わったことについて「合意にいたらなかったことは、誠に残念である」とする、宗国旨英会長名のコメントを発表した。
いすゞ自動車は、2002年度の環境保全の取り組みと成果をまとめた「環境報告書2003」を発行した。同社の環境報告書は今回で5号目となる。2002年度の環境保全コストが総額で約174億円であることなどが公表されている。
ヤマハ発動機は、単独の2003年9月中間期の業績予想の上方修正を発表した。業績見通しの修正は、売上高が従来予想より3.4%増の2636億円、経常利益が当初予想の3.6倍の72億円、当期純利益が予想の40%増の14億円となる見通し。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は16日の記者会見で、2003年度の国内販売目標を当初の86万7000台から83万7000台への3万台下方修正したと発表した。
日産自動車は、本社で経営計画の日産180の進捗状況を発表、2003年上期決算で、過去最高となる11.3%の連結営業利益率を達成、連結営業利益が前年同期比15.2%増の4011億円となる見込みを示した。
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は16日、2003年9月中間決算見通しについての記者会見で、中期計画「N180」での販売増計画達成に改めて自信を表明した。
西ヨーロッパ(EU+EFTA)の9月の乗用車の新規登録台数は、136万3206台と前年同期比4.4%増となった。8月は猛暑でマイナスとなったが、9月は新車投入と値引きにより回復した。