トヨタ自動車が24日発表した、9月の実績は、国内生産・国内販売・輸出・海外生産の全ての指標が、前の年の同じ月を上回った。
マツダが発表した9月の生産・販売状況によると、国内生産は前年同月比2.9%増の7万6915台と、3カ月ぶりに前年を上回った。『ボンゴ』バンや『タイタン』シリーズ、『アテンザ』の生産が好調だったほか、『RX-8』、『アクセラ』の生産が開始されたのが主因だ。
マツダが発表した上半期(4〜9月)の生産・販売状況によると、国内生産は前年同期比1.4%減の38万9996台とマイナスになった。国内向け『デミオ』、『タイタン』、国内・欧州向けの『アテンザ』などは好調だったものの、『プレマシー』、『ロードスター』、『MPV』などが低迷した。『ファミリア』がモデル末期だったことも影響した。
ホンダが発表した9月の四輪車生産・販売・輸出実績によると、世界生産は、前年同月比3.4%増の26万2824台となった。国内生産は同14.1%減の10万5561台となり、8カ月連続で前年を割り込んだ。
ホンダが発表した上半期(4−9月)の四輪車生産・販売・輸出実績によると世界生産台数は前年同期比1.4%減の143万7803台と前年割れとなった。国内販売の不振で、国内生産が低迷したため。
三菱自動車が発表した9月の生産・販売・輸出実績によると、総生産台数は、前年同月比8.7%減の14万2385台と低迷した。国内生産は前年を上回ったが、海外生産が落ち込んだ。
三菱自動車が発表した上半期(4〜9月)の生産・販売・輸出実績によると、総生産台数は、前年同期比6.4%減の77万9387台となった。国内生産は同1.5%増の35万8469台と、2期連続でプラスとなった。『コルト』、『グランディス』の上乗せに加え、『eKワゴン』も堅調だった。
日産自動車が発表した9月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は、前年同月比15.5%増の28万2822台となった。国内生産は同8.1%増の13万9905台で、19カ月連続で前年を上回った。『プレサージュ』、『キューブ・キュービック』、『ティアナ』が貢献した。
日産自動車が発表した上半期(4〜9月)の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産は、前年同期比8.3%増の146万7751台となり、大幅に前年を上回った。
ダイムラークライスラーが21日発表した、第3四半期(7-9月期)決算は、同社が33%出資するEADS(European Aeronautic, Defense and Space)の会計基準変更に伴う株式評価損19億6000万ユーロ(2508億円)を計上したことにより、純損益は16億5300万ユーロ(2115億円)の大幅赤字となった。