投資した設備の費用を一定の期間に経費として計上する「減価償却」制度が2008年度から大幅に改定された。全産業を通じて償却制度の簡素化と大部分の設備での耐用年数短縮が実施されるが、自動車産業もその恩恵に浴する。
JFEスチールは、韓国の東国製鋼、ブラジルのVALE社の2社の協力を得て、ブラジル・セアラ州ペセン地区でスラブ年産500万 - 600万トン規模の製鉄所建設の事業化調査(FS)を実施すると発表した。
オートハマーズは埼玉県越谷市の「オートバックス北越谷」の敷地内に、車検や板金・塗装などの整備事業を専門に行う独立型車検・板金センター「オートバックス北越谷・テクノキューブ」を10日に開設する。
岡谷鋼機が発表した2008年2月期の連結決算は営業利益が前年同期比6.4%減の146億4400万円と減益だった。
HKSは、2008年2月中間期の連結決算業績見通しの下方修正を発表した。国内は新製品を発売した電子商品は好調なものの、拡販を目指したサスペンション製品が新製品の開発・投入が大きく遅れたことや、米国子会社の売上が、米国景気悪化の影響で落ち込みつつあることなどから。
新日本無線は、2008年3月期連結決算業績見通しの下方修正を発表した。売上高は620億円を見込んでいたが604億円にとどまる見通し。納入先の生産調整によって主力の半導体製品の受注が減退した。
豊田通商は、2008年3月期連結決算で、226億7200万円の評価損を計上すると発表した。同社では保有する関係会社や関係会社出資金のうち、簿価に比べて株価が大幅に下落したものについて減損処理を実施。
愛知機械工業は、2008年3月期連結決算の業績見通しを上方修正した。売上高は1064億円を予想していたが、1130億円となる見通し。日産自動車向けのエンジン売上げ増加しており、予想を上回る見込みとなった。
VTホールディングスは、2008年3月期の期末の配当を増配する。同社は株主に対する利益還元を重点課題と認識、配当政策では企業体質の強化と将来の内部留保の充実を図るとともに、配当性向20%を意識して業績に応じた配当を継続することを基本方針に掲げている。
IHIとJFEホールディングスは、IHI子会社のアイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドとJFEの子会社ユニバーサル造船の経営統合に向けて具体的な検討に入ることについて合意したと発表した。