ホンダの池史彦取締役専務執行役員は1日、2011年度の四輪事業の黒字化は難しいとの見通しを示した。池専務は同日開いた決算会見後、一部報道陣に対し語った。
ホンダは1日、第1四半期連結決算を発表するとともに2012年3月期通期の業績予想を上方修正した。4輪車の売上台数は、6月14日の前回見通しから13万5000台上乗せし343万5000台(前期比2%減)とした。
ホンダが1日発表した2012年3月期の第1四半期(4-6月期)連結決算は、震災の影響で4輪車の販売が大きく落ち込んだものの、2輪車や金融事業の好調で営業利益は225億円(前年同期比90.4%減)の黒字となった。
第一交通産業は、住友三井オートサービスからのリースを通じて8月1日以降、日産の電気自動車『リーフ』15台をタクシー車両として順次導入する。
三菱自動車が発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が122億円の黒字に転換した。前年同期は44億円の赤字だった。
ホンダは2012年3月期の通期連結決算業績見通しを上方修正した。東日本大震災の影響による部品不足で四輪車を減産してきたが、想定していたより前倒しで生産が通常レベルにまで回復する見通しとなった。
富士重工業は、7月29日にスバル車の米国生産累計台数200万台を達成したと発表した。
ホンダが発表した2011年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、最終利益が前年同期比88.3%減の317億円と大幅減益となった。
フタバ産業は、事業が拡大している中国に地域統括会社を9月に設置すると発表した。現在、中国常州市にある双叶金属制品(常州)を再編し、地域統括会社を新設する。
フタバ産業は、インドネシアに自動車用部品を製造する工場を新設すると発表した。