トヨタ自動車の伊地知隆彦取締役専務役員は2日、今年の中国での販売について東日本大震災前に策定した計画台数である90万台の達成に自信を示した。伊地知専務は同日開いた決算会見後、一部報道陣に対し語った。
トヨタ自動車の伊地知隆彦取締役専務役員は2日の決算発表の席上、過去最高値レベルの円高に関連して「政府と日銀としては、お上に甘えるのでなく、(産業界は)自分たちで円高に対応しなさいというメッセージかと思っている」と述べた。
トヨタ自動車は2日の第1四半期決算発表の席上、2012年3月期の連結業績予想を上方修正したと明らかにした。生産の回復が想定以上に進捗しているためで、営業利益は6月時点の予想より1500億円増額して4500億円(前期比4%減)に修正した。
トヨタ自動車が2日に発表した2012年3月期の第1四半期連結決算は、東日本大震災の影響で連結販売台数が前年同期比33%減の122万1000台に落ち込み、営業利益は1080億円の赤字(前年同期=2116億円)になった。
トヨタ自動車は2日、2011年の販売・生産計画を修正したと発表した。
トヨタ自動車の伊地知隆彦専務は、営業赤字に転落した2011年度第1四半期(4〜6月期)決算の評価について「自治体や仕入れ先の協力で想定をはるかに超えるスピードで復旧できた」と述べた。
トヨタ自動車の伊地知隆彦専務は、2011年度第1四半期決算発表会見で、「米国事業がトヨタの柱の事業の一つであることに変わりはない」と述べ、シェアが落ち込んでいる米国事業の再建に注力する方針を示した。
トヨタ自動車の伊地知隆彦専務は、2011年度第1四半期の決算発表会見で、過去最高水準で推移する円高について「国内でのモノづくりの限界を超えている」と改めて述べた。
トヨタ自動車の伊地知隆彦専務は、2011年度第1四半期決算発表会見で「9月から挽回する」と述べ、従来計画よりも1か月前倒しで9月から増産する方針を示した。
富士重工業は2日、4〜6月期(第1四半期)連結業績の概要を発表した。