ゲートが降りると同時にクラッチをミートさせ、アクセルをワイドオープン。第1コーナーを目がけ、強烈なダッシュで突き進む。新型『RM-Z450』はスタートがキマる!
「ワインとハーレーは、古いほどいい」そんな言葉を耳にするほど、ハーレーは旧いモデルに価値がある。ビンテージハーレーは新車以上の値段で取引され、ファンは世界中に存在する。
フルモデルチェンジしたスズキの競技用モトクロッサー『RM-Z450』(2018年モデル)に、全日本モトクロス選手権も開催されるウエストポイント・オフロードヴィレッジ(埼玉県川越市)にて乗った。
ヤマハ『MT-09』に搭載される846ccエンジンは、オートバイではチョット珍しい3気筒エンジン。
気軽でカッコイイ、それが250ccスーパースポーツ。最近売れているカテゴリーだ。その中心的存在がヤマハ『YZF-R25/ABS』。スタイリッシュで完成度は隅々まで高い。もう弟分だとか廉価分だなんて言わせない。
ロボットみたいなフロントマスクで、“戦隊モノ”特撮テレビドラマやSF映画に出てきそうな近未来的なデザイン、ヤマハ『MT-10』だ。
「ハーレーのソフテイルファミリーから、クラシック志向のモデルがなくなってしまった…」
「リッタースーパースポーツが各社から出されていますが、GSX-R1000が最強になっています。最後発の後出しってことから考えても、そうしなければなりませんでしたよね」
前2輪、後ろ1輪のスリーホイーラー『トリシティ155』の魅力は、モーターサイクルのように旋回時に車体が大きく傾く、ヤマハ独自の「LMW(リーニング・マルチ・ホイール)テクノロジー」にある。
1,695mmのホイールベースはハーレーのラインナップの中でもっとも長い。その低くストレッチされた車体を、コーナーで強引に寝かし込むのが面白い。うーん手強い…これが『ブレイクアウト』だ。