気軽でカッコイイ、それが250ccスーパースポーツ。最近売れているカテゴリーだ。その中心的存在がヤマハ『YZF-R25/ABS』。スタイリッシュで完成度は隅々まで高い。もう弟分だとか廉価分だなんて言わせない。
ロボットみたいなフロントマスクで、“戦隊モノ”特撮テレビドラマやSF映画に出てきそうな近未来的なデザイン、ヤマハ『MT-10』だ。
「ハーレーのソフテイルファミリーから、クラシック志向のモデルがなくなってしまった…」
「リッタースーパースポーツが各社から出されていますが、GSX-R1000が最強になっています。最後発の後出しってことから考えても、そうしなければなりませんでしたよね」
前2輪、後ろ1輪のスリーホイーラー『トリシティ155』の魅力は、モーターサイクルのように旋回時に車体が大きく傾く、ヤマハ独自の「LMW(リーニング・マルチ・ホイール)テクノロジー」にある。
1,695mmのホイールベースはハーレーのラインナップの中でもっとも長い。その低くストレッチされた車体を、コーナーで強引に寝かし込むのが面白い。うーん手強い…これが『ブレイクアウト』だ。
「ノスタルジーに酔いしれているばかりでは、もう面白くない!」
高く持ち上がったハンドル、小振りな燃料タンクやLEDヘッドライト、スッキリとしたテールエンド、それぞれのパーツは最新技術が活かされているが、全体のシルエットは70年代のチョッパースタイルを現代に再現している。
ハーレー乗りが集まるイベントとしてライダーらの間で有名なのは、アメリカの『スタージスラリー』や『デイトナバイクウィーク』、日本でも富士の麓に集まる『BLUE SKY HEAVEN』などが知られているが、ヨーロッパではどうなのだろうか。
1977年に初代が登場して以来、ハーレーダビッドソンの代表的なモデルのひとつとなっている『ローライダー』。