もし、フォード『GT』が出現しなければ、間違いなく今回のデトロイトショーで 主役の座を得たのは、『NSX』だったと思う。
US ARMY、言うまでもなくアメリカ陸軍だ。今回のデトロイトショーには何とこのアメリカ陸軍のディスプレイがあった。それも展示はテクノロジーショーケースとして。
オークリッジ ナショナルラボラトリーは、政府の援助を得て色々な研究を推し進める機関。そこがデトロイトショーに、とあるクルマを展示した。
その走りはまるでスポーツカーである。少しボディは長いものの、ほぼ意のままに操ることが出来るし、何より非常に機敏。その気になれば荷物もたくさん積める。ただし少々乗り心地は悪いが。
チューニングというと、一部の人々は眉をしかめる。暴走族のクルマというイメージをきわめて単純明快に導き出してしまうからだ。場合によっては違法改造、という言葉も出てくる。だが、そうした話とは全く違うチューニングの世界があることも知って欲しいと思う。
メルセデスベンツ『Sクラス』にプラグインハイブリッドモデル、『S550 プラグインハイブリッドロング』が追加された。サイズと性能、それに機能性と運動性能など、自動車としての素養を考えた場合、今求め得る最良の1台がこれであることは間違いないと思う。
先代まで単に『C4ピカソ』と呼ばれていたモデル。しかし今は、新たに2列5人乗りのモデルが導入されたことで、ニューモデルは正式名称である『グランド C4ピカソ』と呼ばれることになった。
フルモデルチェンジされたと言われても、見た目にはずいぶん旧型と似ている…こう思われた方は恐らく多いと思う。しかし、新しい『マスタング』はまさに旧型とは似て非なる存在である。
マニュアルミッション車が減っている。日本車の場合はほとんど売れないらしい。しかし、ヨーロッパ車の多くのメーカーは少なからずマニュアルを残している。新たに投入されたルノー『ルーテシア ゼン 0.9Lターボ』はマニュアルの設定しかない。
Cセグメントと呼ばれる、ハッチバック主体の市場にあって、言わばジャイアント的存在のモデルがVW『ゴルフ』。未だかつて、どのメーカーもその牙城に迫るモデルを作れていない。しかし、今回のプジョー『308』、かなりの強敵になったことは確かだ。