初代ホンダ『NSX』がデビューした時 、そのあまりの乗り易さから、ちょっとスーパーカーとは言えないな、という声が多数聞かれた。もし、『ウラカン』がその当時デビューしていたら、果たしてこのクルマにもそうした声が聞かれたのであろうか。
何でこんな季節に軽井沢で試乗? その真意は行ってみて初めて分かった。新しい『CTSプレミアム』は、リアのエンブレムにCTS4とあるように、オールホイールドライブなのである。てっきりこれが初めての4WDキャデラック日本導入かと思ったら過去にも導入されていた。
乗用車系『アルト』の中では最も廉価版と言えるグレードがこのFである。そしてこのグレードにのみ、マニュアルトランスミッションと併せて、AGSと名付けられたいわゆる電子制御マニュアルが存在する。CVTの設定はない。
正直な話、こんな機会(日本自動車輸入組合の試乗会)でもなければ、我々ジャーナリストでも一生触れないだろうというクルマの1台が、ロールスロイスだ。その中でも『ゴースト シリーズII』は、同社のレンジの中では俗にお求めやすい価格となっているクルマなのだ。
スズキの新型『アルト』に乗った。37km/リットルという途方もない燃費を誇るモデルである。試乗して感じたことは、これが軽自動車本来の姿。「ちょうど良い」はまさにこのクルマではないかと思えた。
2012年の発売から今回で4回目の変更を施した『CX-5』。主査の話では、マツダでは今後マイナーチェンジという言葉を使わないという。だから我々に配られたプレス資料でも商品改良と謳っている。
マツダ『アテンザ』がマイナーチェンジされた。現行モデルに乗っているユーザーには大変申し訳ないが、そして姿もエンジンも変わっていないが、その内容はフルチェンジに近い大変わり。これからアテンザにしようと思っている人は大いに得をすると思う。
軽自動車というジャンルは日本固有のものである。ボディサイズとエンジンキャパシティーが制限され、パフォーマンスは自主規制。なんとなく歪な車両が出来上がっている。
1995年に登場した『ムーヴ』、今回のモデルが6代目だという。20年で6度目のモデルチェンジということは、1世代あたり4年未満。これは相当にモデルチェンジサイクルが早い。
このクルマ、その名を『ストラティ』という。 昨年シカゴで開催されたインターナショナル・マニファクチャリング・テクノロジー・ショー(IMTS)に出品された、3Dプリンターで完成された世界初の車である。