スズキは11月3日に開幕した「EICMA 2026」で、二輪車とATV(バギー車)を 合わせた世界累計生産台数が1億台を達成したことを発表した。
【画像】スズキの二輪とATVの原点と、EICMA 2026で発表された新型車
プレゼンテーションに登壇した鈴木俊宏社長は、「今年、スズキの二輪車販売は欧州でも世界全体でも伸びています。欧州では1~8月の販売台数が前年同期比43%増、世界全体でも同8%増となりました。また今年7月、二輪車とATVの累計生産台数が1億台に達するという大きな節目を迎えました」と、二輪車販売の好調を報告した。
二輪車とバギー車の世界累計生産1億台達成を報告したスズキ 鈴木俊宏社長(EICMA 2026)スズキの二輪事業は、1952年に「パワーフリー号」の発売から始まった。現在、スズキは、毎日の生活の足として利用されるスクーター等の小型二輪車から、「GSX」シリーズ、「Vストローム」シリーズ、「DR」シリーズ、『ハヤブサ』、『カタナ』といった 趣味性の高い中・大型二輪車、さらに世界最高峰のモトクロスレースであるAMAスーパークロス選手権で2026シーズンのシリーズチャンピオンに輝いたケン・ロクセン選手が駆る「RM-Z450」等の競技用車両まで幅広いラインアップを取り揃え、日本国内および世界108か国・地域で販売。また、日本の浜松工場を含む、インド、インドネシア、フィリピン、中国、コロンビアなど14の国・地域に展開する16社の工場で生産を行っている。
ATVはオフロード性能を持つバギー車で、あらゆる地形での走破性に優れ、ハンティングなどのレジャー用のほか、一部では農業用実用車としても使用されている。スズキは、1982年に世界初の四輪 ATV『LT125』を開発し発売。これまで主力市場であるアメリカをはじめ世界各国のユーザーから、高い耐久性とコンパクトで取り回しの良い車体が評価されているという。ATVはレジャーや業務用途に対応する「KingQuad」シリーズを展開。アメリカのジョージア州のスズキ・マニュファクチャリング・オブ・アメリカ社で生産し、世界 22か国・地域で販売されている。
スズキのATV「KingQuad」
今回発表された1億台の内訳は、二輪車が9740万台、ATVが277万台。2004年累計5000万台を達成し、そこから約18年で累計1億台達成した。
鈴木社長は、「『パワーフリー号』も『LT125』も、1920 年にスズキを創業した鈴木道雄の『お客様が 欲しがっているものなら、どんなことをしてでも応えろ。頑張ればできるもんだ。』との言葉にしたがい、お客様に寄り添って生み出した商品です。その後も、お客様の声に耳を傾けながら開発した数々の二輪車・ATVを世に送り出し、今回この節目を迎えることができました。これも お客様ならびに世界各国の販売店の皆さまのご支援、ご協力の賜物であり、心より感謝申し上げます。スズキはこれからも『By Your Side』のもと、幅広いお客様のニーズに寄り添った製品を提供してまいります」と語っている。










