ヤマハ発動機は9月4日、新型200ccエンジンを搭載したスーパースポーツ『YZF-R2』を開発、2027年モデルとして、2026年9月中旬にインドの販売店で取り扱いを開始すると発表した。
◆『YZF-R15』の上位モデルに
「YZF-R2」は、同社の中期経営計画が掲げるアセアン・新興国でのプレミアム戦略に沿った高付加価値モデルのひとつだ。モデルコンセプトは「Concentrated Super Sport Riding」。
インド市場で好評の『YZF-R15』の上位モデルとして開発され、排気量200ccクラスながらフラッグシップの『YZF-R1』や『YZF-R9』に通じる高いスポーツ性と扱いやすさを凝縮したとしている。新設計の200ccエンジンと軽量シャシー、電子制御技術の採用により、力強い加速性能と軽快なハンドリングを実現した。
ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R2』スタイリングは「YZF-R」シリーズのデザインDNAである水平基調の「R-DNA」を継承しつつ、スリムでタイトなボディで軽快さと高い運動性を表現している。
グレードは3種類を設定し、日常使いからスポーツ走行まで幅広いニーズに対応する。エントリーユーザーや本格的なスーパースポーツを目指すライダーに向けた提案モデルと位置づける。
◆インドでは約39万円から
搭載エンジンは新開発の204cc水冷4ストローク・DOHC・単気筒4バルブ・FI仕様で、126~200ccクラストップレベルの最高出力を誇る。セミドライサンプ潤滑方式を採用し、エンジンの抵抗ロスを軽減して高出力に貢献する。
車体は新設計の軽量鋼管ダイヤモンドフレームを採用し、車両重量は149kgを実現した。
ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R2』
電子制御面では、126~200ccクラスで初採用となるYCC-T(電子制御スロットル)を搭載。路面状況に合わせて走行モードを選択できるYRC(ヤマハライドコントロール)、TCS(トラクションコントロールシステム)、第3世代クイックシフターなどの走行支援システムも備える。
生産はインドのIndia Yamaha Motor Pvt. Ltd.が担う。
インドでの販売価格は「R2」が23万9500ルピー(約39万5700円)、上位モデルの「R2M」が25万3000ルピー(約41万8000円)。
日本での販売については未発表。






