日産自動車は9月23日、欧州向けの新型小型EV『ピクソ』を発表した。
「ピクソ」は、日産の長期ビジョン「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」を体現するモデルだ。スピードと柔軟性を高めた新しい車両開発アプローチを採用し、手頃な電動モビリティとして欧州の都市環境向けに開発された。
■欧州のEVラインアップをAセグメントまで拡大
日産 ピクソ「ピクソ」は日産のEVラインアップをAセグメントまで拡大し、欧州の顧客に新たなEVの選択肢を提供する。都市部での利用を想定して開発された。
WLTPモードで最大259kmの航続距離を実現(認証取得前の参考値)。欧州向けの日産車として初となる27.5kWhのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載する。
充電性能は最大50kWの急速充電に対応し、バッテリー残量15%から80%まで約28分での充電が可能だ。最大11kWまで対応する普通充電機能(V2L対応)を全車に標準搭載する。
日産 ピクソ
安全装備として自動ブレーキ、レーンキープシステム、e-Pedalを含む先進運転支援技術を搭載。「MyNissan」アプリによるナビゲーション、リアルタイムルート案内、充電管理、車両操作などのコネクテッド機能も備える。さらに、Google Geminiに対応したGoogle built-inのインフォテインメントシステムを採用し、自然な音声での操作が可能だ。
■ルノーとの協力で開発、スロベニアで生産
「ピクソ」はルノーとのパートナーシップを活用して開発された。車両デザインは日産が担当し、スロベニアにあるルノーのノボ・メスト工場で生産する。
日産 ピクソ全長は3796mm、全幅は1790mm、全高は1512mm、ホイールベースは2492mm。モーター最高出力は60kW。荷室容量は通常時356L(VDA方式)、後席格納時には1221L(VDA方式)まで拡大する。
車両価格や仕様の詳細は12月以降に発表される予定で、顧客への納車は2027年初頭から開始する予定だ。










