東レは、独自のナノ積層フィルム技術および光干渉反射フィルム「PICASUS(ピカサス)」の開発・工業化が高く評価され、公益社団法人日本化学会より「第74回(2025年度)化学技術賞」を受賞した。
ナノ積層フィルムとは、屈折率の異なるポリマー層を1nm単位の超高精度で数百層から千層規模にわたり積み重ねた構造を持つフィルムだ。この構造により、光の干渉を利用した独自の反射特性を実現できる。
しかし従来の工業的な製法では、光学機能に不可欠な積層の厚みの再現性や、大きな面積での均一な積層を確保することが難しかった。




