三菱自動車工業は11月25日、新型ミッドサイズSUV『デスティネーター』の販売をフィリピンで開始したと発表した。
今後はベトナムなど他のアセアン地域や、南アジア、中南米、中東、アフリカへも展開を予定しており、最終的には約70カ国に順次投入する計画だ。
『デスティネーター』は、「The Confidence Booster for Energetic Families(いきいきとした家族が自信を持って一歩踏み出せるよう後押しするSUV)」を商品コンセプトに開発した。3列シートレイアウトでゆとりあるスペースを確保した7人乗りのミッドサイズSUVだ。
ドライバーや一緒に過ごす大切な家族が新たな目的地(destination)へ踏み出す後押しをしたい、という想いを込めて『デスティネーター』(DESTINATOR)と名付けた。洗練された本格的なSUVデザインや、乗る人すべてが心地よく過ごせる広々とした上質な室内空間、力強く爽快な加速性能とさまざまな路面や天候で安全・安心の走破性を特長としている。
『デスティネーター』は、2024年7月にインドネシアで販売を開始しており、本年度内の販売目標台数1万台を上回る約1万2000台を約4カ月で受注する好調な立ち上がりを見せている。
インドネシアにおける主な購入層は、30代半ばから40代半ばの男性で、洗練されたエクステリアデザインや上質な室内空間が高く評価されている。また、本モデルはインドネシア最大級のメディアグループであるKompas Gramedia傘下のGridOtoが主催する「GridOto Awards 2025」において、「カー・オブ・ザ・イヤー2025」ならびに「ベスト・ミディアムSUV」をダブル受賞した。
なお、同アワードにおいて「カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するのは、2016年の『パジェロスポーツ』、2018年の『エクスパンダー』に続く3度目となる。








