アプティが運営するトヨタ販売店専門求人サイト「トヨワク」は10月21日、トヨタ整備学園と連携し、特集記事の連載を開始すると発表した。
この取り組みは「未来の整備士育成プロジェクト」と名付けられ、自動車整備の魅力を発信し、整備士を目指す人材を増やすことを目的としている。
自動車整備学校への入学者数は過去20年で約半減しており、現場の整備士不足は深刻な課題となっている。2024年には入学者数が8924人と大幅に改善したものの、その増加は主に外国人留学生によるもので、日本人学生は依然として減少傾向にある。
第一弾として、2025年9月8日から13日にAichi Sky Expoで開催された「学生フォーミュラ日本大会2025」出場学生に密着取材を実施。若者が整備士を目指すきっかけとなる「モータースポーツ」や「レースメカニック」に着目し、学生たちの挑戦を追った。
学生フォーミュラは、学生自らレーシングカーを構想・設計・製作し、総合的な性能や企画力・技術力を競い合う競技会で、2003年に発足。全国で約70チームが活動している。
特集では、準備期間として与えられた1年間の「挑戦の記録」にフォーカスし、整備士を目指す若者たちの情熱、挫折と成功、そして成長を、臨場感あふれる画像とレポートで全7回にわたって届ける。
求人サイト「トヨワク」は、全国のトヨタ販売店で将来的に不足すると予測される7000人の整備士採用を成功させ、より豊かで楽しい「クルマのある暮らし」を送れる社会を創造するための求人サイトとして運営されている。