自動車部品メーカーのモルテンは、9月8~13日に開催される「学生フォーミュラ日本大会2025 ものづくり・デザインコンペティション」に参画すると発表した。
学生フォーミュラ日本大会は、全国および海外から多数の学生チームが参画し、自ら設計・製作したフォーミュラカーを用いて設計力・デザイン力・製造力・走行性能などを総合的に競い合う、歴史と規模を誇るものづくり教育の大会だ。
モルテンは自動車部品の開発・製造に携わる企業として、未来のエンジニアを目指す学生たちの挑戦を後押しするとともに、単に部品をつくるのではなく、その効果や意味を問い続け、クルマが走る姿を想像しながら小さな部品に技術を注ぎ込む同社ならではの先進的な技術とものづくりへの姿勢を紹介する場として本イベントに参加する。
同社は「Fun and Functional」をブランドステートメントに掲げ、今後も走る歓びを体感できる機能部品の開発を進めていく方針だ。
モルテンは競技用ボールと自動車部品の製造・販売に始まり、「中空体技術」と「高分子化学」の2つのコア技術を活用して事業を拡大してきた。
現在では日本、アメリカ、メキシコ、タイ、中国、ベトナムに拠点を置き、グローバル市場に最適な条件で自動車を動かす基本性能に欠かせない製品を提供し続けている。