ステランティスジャパンは10月9日、商用バンのフィアット『デュカト』について、フロントカメラに内蔵されている制御プログラムの設計検討が不十分であるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
対象となるのは2025年3月7日から2025年6月9日に輸入されたフィアット・デュカト158台。
不具合の内容は、衝突被害軽減ブレーキにおいて、フロントカメラに内蔵されている制御プログラムの設計検討が不十分なため、特定の操作を行うと前方衝突の危険を検知しても、警報音が吹鳴せず、衝突被害軽減ブレーキが作動しないというもの。
改善措置として、全車両のフロントカメラの制御プログラムを対策仕様に更新する。
不具合、事故は発生していない。