カワサキモータースジャパンは、10月31日から東京ビッグサイトで一般公開される「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー2025)」に出展すると発表。「伝統と革新」をテーマに、ワールドプレミア2機種とジャパンプレミア3機種を展示する。
注目は日本初公開となる『Z1100 SE』だ。同モデルは先進機能を多数装備したスーパーネイキッド「Z」シリーズの最大排気量モデルで、低中回転域を強化した新型1098cc並列4気筒エンジンを高剛性アルミツインチューブフレームに搭載している。
上位グレードのZ1100 SEはオーリンズ製リアサスペンションとブレンボ製ブレーキシステムを装備し、より高い走行性能を実現している。電子制御スロットルバルブやIMUを活用した各種ライダーサポート機能、5インチTFTカラー液晶メーターも搭載する。

ジャパンプレミアモデルとして、カワサキ初のスーパーチャージドエンジン搭載オフロード四輪車『TERYX5 H2 DELUXE』と、同社初の電動四輪『NAV 4e LIMITED』も日本初公開される。
さらに、1965年の「650-W1」デビューから60周年を迎える「W」ブランドの記念展示も行う。2025年から2026年にかけての1年間を60周年アニバーサリーイヤーとして位置づけ、その魅力を発信していく。
川崎重工グループの水素関連技術として、水素エンジンモーターサイクルや液化水素運搬船の模型なども展示予定だ。豪州からの水素運搬に成功した液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」の模型も紹介される。
ジャパンモビリティショー2025は10月31日から11月9日まで東京ビッグサイトで開催される。