ソニー・ホンダモビリティの米国法人Sony Honda Mobility of America Inc.(SHMA)は10月7日、米国でロードサイドアシスタンスのデジタルプラットフォームを提供するリーディング企業・Urgently Inc.(Urgently)と提携すると発表した。
本提携により、SHMAはAFEELAドライバーの顧客に、米国全土(50州およびコロンビア特別区)において、信頼性が高く便利なロードサイドアシスタンスを提供できるようになる。Urgentlyが保有する広範なサービスプロバイダー網に基づくサービスは、米国カリフォルニア州における2026年中旬予定の『AFEELA 1』の納車開始時から提供される予定である。
本提携において、SHMAはUrgentlyのAPIを自社システムに直接統合することで、顧客からのロードサイドアシスタンス要請に応じたシームレスなサービス手配を実現する。また、SHMAは、テキストメッセージを通じて、サービス車両の位置情報や到着予定時刻、連絡先などの詳細情報をリアルタイムでAFEELAドライバーの顧客に提供することで、より一層の安心感の提供も目指す。
サービスが必要となった車両は、AFEELAのメンテナンス拠点、提携する修理・メンテナンスセンターなど、SHMAの指定する施設に搬送される予定である。
Sony Honda Mobility of America Inc. の山口 周吾社長兼CEOは「Urgentlyとの提携により、AFEELAのロードサイドアシスタンスにおいて、これまでにない安心感を顧客に提供できることを嬉しく思う」とコメントした。
Urgently Inc.のMatt Booth CEOは「AFEELAドライバーの顧客が、デジタルに精通していると考えており、ロードアシスタンスにおいて、ITを活用したシームレスで質の高いサービスを期待されると考えている」と述べた。
本提携に基づき、SHMAとUrgentlyは、AFEELA 1の納車開始時に合わせてサービス統合の準備をすでに進めている。