自動運転技術を手がける中国のウィーライド(WeRide)は9月4日、量産型ロボタクシー「GXR」による24時間完全無人商用運行を中国広州市黄埔区で開始したと発表した。
これは世界初となる大都市中心部での地点間完全自動運転配車サービスで、グローバルロボタクシー業界におけるウィーライドの技術的優位性と運営ノウハウを示している。乗客は専用アプリ「ウィーライドゴー」を使って黄埔区内のどこからでも完全無人のロボタクシーGXRを呼び出すことができる。
2024年10月にGXRを発表してからわずか11か月で、道路テスト完了、車両認証と運行ライセンス取得、安全運転手同乗から完全無人商用サービスへの移行を実現した。これは大規模ロボタクシー商用化における「ウィーライドスピード」を象徴している。