VWの小型高性能EV『ID.3 GTX』、 「FIRE+ICE」生産開始…1990台限定

VW『ID.3 GTX』の「FIRE+ICE」生産開始
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  • VW『ID.3 GTX』の「FIRE+ICE」生産開始
  • VW『ID.3 GTX』の「FIRE+ICE」生産開始
  • フォルクスワーゲンID.3 GTXの「FIRE+ICE」
  • フォルクスワーゲンID.3 GTXの「FIRE+ICE」
  • フォルクスワーゲンID.3 GTXの「FIRE+ICE」
  • フォルクスワーゲンID.3 GTXの「FIRE+ICE」

フォルクスワーゲンは9月1日、小型高性能EV『ID.3 GTX』の限定モデル「ID.3 GTX FIRE+ICE」の量産をドイツ・ザクセン州のツヴィッカウ工場とドレスデン工場で開始したと発表した。

【画像】VW『ID.3 GTX』の「FIRE+ICE」

同モデルは、ミュンヘンを拠点とする高級スポーツファッション企業ボグナーの傘下にあるパフォーマンススポーツウェアブランド「ボグナー・ファイア+アイス」とのコラボレーションで開発された。1990年代に大ヒットし、現在もファンの間でカルト的人気を誇る伝説の「ゴルフII ファイア・アンド・アイス」へのオマージュとして、オリジナルモデルのデビュー年にちなんで1990台限定で生産される。ドイツでの価格は5万6020ユーロからだ。

ID.3 GTX FIRE+ICEには2つのモーター仕様が用意されている。210kW(286ps)と240kW(326ps)で、どちらも最大トルク545Nmを発生する。より強力な240kW版では0-100km/h加速が5.7秒、最高速度は200km/hに達する。スポーツDCCシャシーが標準装備され、210kW版ではオプション設定となる。

電力は79kWhのリチウムイオンバッテリー(正味容量)から供給され、DC急速充電ステーションで最大185kWでの充電が可能。この出力により、バッテリーは10%から80%まで約26分で充電できる。WLTP複合航続距離は最大591kmとなっている。

2019年11月の量産開始以来、ツヴィッカウとドレスデンでは35万台以上のID.3が生産されている。ID.3は世界約40カ国で販売されており、最も遠い市場はドイツから約9000km離れたレユニオン島となっている。ID.3シリーズの約10台に1台がスポーティな「GTX」モデルだ。

《森脇稔》

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