キャンピングカーを手がけるトイファクトリーが、7月26日から27日に東京ビッグサイトで開催される「東京キャンピングカーショー2025」で、フィアット『デュカト』をベースとした新型キャンピングカー・Brugge（ブルージュ）を初展示する。
新型モデル「ブルージュ」は、ベルギーの美しい水の都「ブルージュ」に由来する名前で、「やさしさ」「清潔感」「使いやすさ」をテーマにデザインされている。フィアット・デュカトL3H2をベースに、リア2段のダブルベッド、マルチルーム、ウォーターレストイレclesana（クレサナ）、キッチンなど充実の快適装備を標準搭載した。
フィアットデュカトの車両の中に、広々とした家族の空間が広がるベッドスペースは上段がL1930mm×W1600～1300mm、下段がL1790mm×W1600～1390mmで、大人4名が就寝可能。クイーンサイズに迫る余裕あるベッドスペースを確保している。
車両仕様は全長5995mm、全幅2100mm、全高2525mmで、普通免許（3.5t未満）で運転可能。定員は乗車5名・就寝4名となっている。エンジンは直列4気筒マルチジェット3ディーゼルインタークーラー付ターボ（2184cc）を搭載し、最高出力180hp、最大トルク450Nmを発生する。
クイーンサイズに迫る余裕あるベッドスペースには大人2名がゆったりと就寝可能（リヤ上段ベッド）L1,930mm × W1,600～1,300mm
主要装備には、トイファクトリーオリジナル断熱施工、高断熱アクリルウィンドウ、ダイニングテーブル、常設ダブル2段ベッド、FFヒーター、冷凍冷蔵庫（70L）、ガラストップステンレスシンク、給排水タンク、電子レンジ、ウォーターレストイレ、鉛サブバッテリー（95Ah×2個）、正弦波インバーター1500Wなどが含まれる。
オプション装備として、RECAROシート、クールコンプシステム（家庭用エアコン）、リチウムイオンサブバッテリー、19インチTVシステム、フレキシブルソーラーシステム（120W×2枚）、アラウンドビューモニターなども用意されている。
暑い夏に活躍する大人気オプション「クールコンプシステム（家庭用エアコン）」は、Bruggeではフロントシート上のスマート設計を実現。車内全体を効率よく冷やすことが可能。なお、販売価格は東京キャンピングカーショーの会場で発表予定となっている。
