加藤モーターは、7月26-27日に東京ビッグサイトで開催される「東京キャンピングカーショー2025」で、新しいキャンピングトレーラー「keymaker(キーメイカー)」を初公開する。
同社は2025年に創業70周年を迎えるにあたり、10年ぶりにトレーラーラインを復活させる。新潟県三条市のアウトドアブランド「キャプテンスタッグ」とのパートナーシップにより、燕三条のものづくりとアウトドアスピリットを融合した新しいキャンピングトレーラーのkeymakerを発表する。

「keymaker」は単なる移動手段ではなく、加藤モーターとキャプテンスタッグが共有する「自然の中で家族や仲間と過ごす時間をより豊かにする」というビジョンを形にした特別な一台。燕三条の職人技と金属加工技術、両社のアウトドアへの情熱が融合し、「動く家」と呼べる快適性と機能美を実現した。
内装は「帰ってきたくなる居場所」をコンセプトに設計されている。

「東京キャンピングカーショー2025」ではkeymakerの実車展示、開発背景の紹介、予約受付を行う。また、PABLO PICASSO生誕145周年と加藤モーター創業70周年を記念した特別モデル「Pablo」も披露する予定。販売は受注生産で、購入希望者多数の場合は抽選販売となる可能性がある。
加藤モーターは1956年に新潟県三条市で創業。創業者の加藤次郎がバイク専門店を起点に、2代目の加藤次巳智がキャンピングカーの製造を始めた。現在はキャンピングカーとトレーラーの設計・製造を手掛ける老舗ビルダーとして知られている。