カワサキモータースジャパンが、新型スタンダードモデルとなる『Z900』と『Z900 SE』を7月15日より販売開始する。この発表にSNSでは「悪い…悪い見た目をしておる…!」「緑色がいいアクセントになってる」など話題となっている。
『Z900』は948cc並列4気筒エンジンを軽量フレームに搭載したスーパーネイキッドモデル。刺激的なパワーとハンドリングに加え、スムーズなレスポンスを追求し、さまざまなシチュエーションで爽快なライディングフィールを提供する。

外観には洗練されたSugomiデザインを採用。シャープでエッジーなスタイリングと金属パーツを効果的に組み合わせ、内側に秘めた鋭いパフォーマンスを演出している。Zシリーズ共通の特長である「低く構えた姿勢」「低い位置のヘッド」「跳ね上がったテール」を継承し、先鋭的な車体形状を構築した。
エンジンとシャーシは「エキサイティング&ライダーフレンドリー」がコンセプト。高品質なサスペンションとブレーキを採用し、俊敏なハンドリングを獲得している。電子制御スロットルバルブとIMUを搭載し、KQSやエレクトリッククルーズコントロールといったライディングサポートテクノロジーも装備。スマートフォンアプリと連携によるターンバイターンナビゲーションも採用し、ツーリング性能と利便性を向上させた。

カラーはエボニー×メタリックカーボングレーの1色のみ。メーカー希望小売価格は148万5000円(税込)。
一方の『Z900 SE』は、ブレンボ社製ブレーキコンポーネントとオーリンズ社製リヤサスペンションを搭載。シートは本革のような外観を持ち、手縫い風のステッチラインが配されている。フロントカウル内にはUSB Type-C電源を標準装備する。
カラーはフレームやホイールに明るいグリーンメタリックをあしらったメタリックマットグラフェンスチールグレー×メタリックマットカーボングレー。メーカー希望小売価格は166万1000円(税込)。

X(旧Twitter)では、「悪い…悪い見た目をしておる…!」「Z900 SEの緑色がいいアクセントになってる」「みどり色カッコイイなっ」「SEが1番かっこいい!」「これまでのと比べて結構珍しいカラーリングな気がする」「Z900SE…実物みたい」など、そのデザインやカラーリングについてのコメントが多く見られた。
一方で「Z900高くなりすぎ」「今やRSと値段変わらんじゃないか」「安くてなんぼだったのに」など、価格に対する不満の声も。
両モデルともABS装着車で、ETC2.0を標準装備。販売はカワサキプラザのみで行われ、カワサキケアモデルとして3年間の定期点検とオイル交換を無償で提供する。7月15日より販売開始ということで、新型モデルの実力に期待だ。