トヨタとダイムラーはCASE分野で支援…三菱ふそうと日野が統合

トヨタの佐藤社長
  • トヨタの佐藤社長
  • トヨタの佐藤社長
  • トヨタの佐藤社長(向かってひだり)とダイムラートラックのラドストロムCEO
  • (向かって左から)トヨタの佐藤社長、日野の小木曽社長、三菱ふそうのデッペン社長、ダイムラートラックのラドストロムCEO
  • トヨタの新型燃料電池システム(第3世代FCシステム)
  • トヨタグループの燃料電池バス(運行中)
  • トヨタグループの燃料電池トラック
  • 三菱ふそうの燃料電池トラック

三菱ふそうトラック・バス日野自動車との統合について、関係4社が6月10日最終合意を締結した。新体制では、ダイムラートラックトヨタ自動車は、CASE技術について新会社をバックアップするという。

三菱ふそうと日野をいずれも100%子会社とする持株会社が新たに設立され、三菱ふそうの親会社であるダイムラートラック、日野の親会社であるトヨタが、統合後の上場持株会社の株式をそれぞれ25%ずつ保有する予定だ。統合により、三菱ふそうと日野は対等な立場で商用車の開発、調達、生産分野で協力する。

6月10日の記者会見でトヨタ自動車の佐藤恒治代表取締役社長・CEOは「トヨタとダイムラートラックはCASE技術を中心に新会社を支援する」と述べた。自動車業界の技術トレンド:Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Sharing(シェア)、Electric(電動化)の頭文字を組み合わせた言葉だ。


《高木啓》

特集