三菱ふそうの電気トラック『eキャンター』、クレーン車と高所作業車を欧州投入へ

GVW(車両総重量)7.49トンの「eCanter」三転ダンプ架装車
  • GVW(車両総重量)7.49トンの「eCanter」三転ダンプ架装車
  • GVW6.0トンの「キャンター」平ボディとクレーン架装車
  • GVW(車両総重量)8.55トンの「キャンター」ダンプ車

三菱ふそうトラック・バスは、電気小型トラック『eキャンター』の欧州市場向けモデルにクレーンおよび高所作業車を2025年内に新たな架装ラインアップとして追加すると発表した。

ドイツのミュンヘンで開催中の国際建設鉱業機械・建設資材製造機械・建設車両・関連専門見本市「bauma 2025」において、この発表が行われた。「bauma 2025」は2025年4月13日まで開催され、FUSOブースでは小型トラック『キャンター』のダンプ車1台とクレーン架装車1台の計2台を展示している。2025年内にはeキャンターの欧州モデルの一部車種で、高所作業車およびクレーン架装車が新たな架装ラインアップとして加わる予定だ。

展示会では、GVW(車両総重量)7.49tのeキャンター三転ダンプ架装車も展示されている。最大積載量3.6tの同車両にはモーター駆動のePTO(動力取り出し装置)を搭載しており、ePTOを通じて動力を架装側に伝達することで、ダンプ、キャリアカー、リヤクレーン、ごみ収集車などの様々な用途の架装が可能となっている。


《森脇稔》

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