三菱ふそうトラック・バスは3月6日『スーパーグレート』の原動機(リヤマウントブラケット)ついて、マウントボルトの取り付けに問題があり、ボルト脱落のおそれがあるとしてリコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2024年5月16日~8月2日に製造されたスーパーグレートの193台。
6R30型エンジンの左後側マウントブラケットにおいて、製造指示が不適切なため、誤品のマウントボルトを最上部に組付けたものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該マウントボルトが緩んで脱落し、他の交通の安全に影響を及ぼすおそれがある。
改善措置として、全車両、フライホイールハウジングの製造番号を点検し、エンジン左後側マウントブラケットを取付けている最上部のマウントボルトが誤品であると判断された場合は、当該ボルトを正規品に交換する。
不具合、事故ともに発生していない。問題は社内情報により発見された。