今に繋がるマツダのSUVの起点となった『プロシード・マービー』とは【懐かしのカーカタログ】

マツダ・プロシードマービー 当時のカタログ
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今に繋がるマツダのSUVの起点と言えるのが、1991年に誕生したこの『プロシード・マービー』。スポーツ・ピックアップなどと呼ばれた4人乗りのキャブプラスをベースに派生したモデルだった。

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ピックアップの特徴的だった3000mmのロングホイールベースはそのままに、7人乗りのワゴンボディに仕立てたのがこのプロシート・マービー。今の感覚からすると全幅こそ1720mmに留まるも、全長にかけては4950mmと堂々としたもの。

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ボディは後部まで一体化させ、ルーフまで回り込ませた大面積のリヤサイドガラス(ダークトーン)を採用、後部はルーフレールとリヤピラーガーニッシュでスタイルにアクセントを添えた。サンシェード付き電動サンルーフも備えた。リヤゲートはガラスハッチを組み合わせ、上下に開く方式。

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セカンドシートのシートバックは3分割の可倒式。このセカンドシートとサードシートを畳むと奥行き2114mm×波倍1360mmのラゲッジスペースが確保できた。

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搭載エンジンは120ps(ネット)/20.6kgmの2.6リットル4気筒SOHC(G6型)。パートタイム方式の4WDシステムにはリモートフリーホイール、減速比2.2210のローレンジを持つトランスファーを採用。登場翌年の1992年には4速ATも追加された。

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《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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