BMWモトラッドは、10月3日から5日にかけて、アメリカ・アラバマ州のバーバーモータースポーツパークで「BMWモトラッドデイズアメリカス2025」を開催すると発表した。
このイベントは、BMWモトラッドの100周年を記念して2023年に始まり、今回で3回目の開催となる。
イベントでは、バイク愛好家や一般来場者向けに、食事や音楽、オンロード・オフロードでのデモ走行、旧友との再会や新しい出会いなど、多彩なプログラムが用意される。主催者は8万人以上の来場者を見込んでいる。

BMWモトラッドアメリカス責任者のケビン・フィリップス氏は、「2023年の第1回イベントが大成功を収めたため、継続開催が決定した。2025年はさらに規模を拡大し、より良いイベントにしたいと考えている」とコメントした。
同氏はまた、「バーバーヴィンテージフェスティバルは、BMWの2輪車を祝うのに最適な場所。バーバー博物館やレーストラック、そしてバーミンガムの人々の素晴らしいおもてなしが、世界中のバイクコミュニティに忘れられない体験を提供する」と述べ、現役ライダーだけでなく、バイクの芸術性や自由を愛する全ての人々に参加を呼びかけた。
イベントの目玉となるのは、世界最大級のモーターサイクルフェスティバル「バーバーヴィンテージフェスティバル」だ。ヴィンテージバイクのレース、ファンゾーン、スタントショー、600以上の出店者によるスワップミート(交換会)、デモ走行などが行われる。

また、世界最大のヴィンテージバイクコレクションを誇るバーバーヴィンテージモーターサイクル博物館も会場内にあり、セミナーやスピーカーセッション、デモンストレーションなども予定されている。
BMWモトラッドデイズは、2001年にオーストリアのゼーフェルトで「BMWモトラッドバイカーミーティング」として始まり、その後ドイツ・バイエルン州のガルミッシュ・パルテンキルヘンに移転。毎年50カ国以上から数万人のファンが集まる人気イベントに成長した。
2023年には100周年を記念して初めて北米でも開催され、8万人以上が参加する大成功を収めた。2025年の開催でさらなる盛り上がりが期待されている。