ホンダの米国部門は、デュアルスポーツモーターサイクル『XR150L』の2025年モデルを発表した。現地ベース価格は3099ドル(約48万円)で、3月に発売される予定だ。
XR150Lは、手頃な価格でオフロードとオンロード走行が楽しめる入門モデルとして2023年2月に米国で発売され、好評を得ている。日本市場には現時点で導入されていない。
2025年モデルでは、ホワイトと従来のブラックに代わる新色のグレーが用意された。リアカーゴラックなどの便利な装備を備えながらも、「XR」シリーズならではのタフでシンプルなバイクというキャラクターは維持している。

XR150Lには、燃費性能に優れる排気量149ccの空冷単気筒ガソリンエンジンを搭載する。舗装道路でもオフロードでも、どこでも走れる性能を追求した。キャンプやフィッシング、探検に最適という。便利な電動スターターも標準装備している。
さらに、幅広い純正アクセサリーが用意されているので、さまざまなライディングに対応できる。具体的には、サドルバッグ、ハンドガード、スキッドプレートなどがラインナップされている。
このモデルは、オフロードとオンロード走行の両方を楽しみたいライダーにとって魅力的な選択肢となりそうだ。手頃な価格設定と多彩なアクセサリーにより、初心者からベテランまで幅広いユーザーに訴求している。