カワサキモータースジャパンは1月17日、同社初となる電動二輪車『Ninja e-1』と『Z e-1』を発表した。3月1日に発売し、価格は106万7000円からとなる。
両モデルは、定格出力0.98kWの第二種原動機付自転車(原付2種)クラスでありながら、400ccクラスに匹敵する本格的な車体を持つ。電動モーターならではの素早いレスポンスと大きなトルクにより、静かで俊敏な走りを実現している。

走行モードは「ROAD」と「ECO」が選択可能で、一時的な加速力を得られる「e-boost」機能や、駐輪時に便利な「ウォークモード」も装備されている。
バッテリーにはリチウムイオンバッテリーパックを2個使用。充電は車体から取り外して専用充電器(別売)を使用するか、車体に取り付けたままアダプター(別売)で充電することができる。

「Ninja e-1」は、フルカウリングの車体と俊敏なハンドリング、優れた重量バランスと足回りを特徴とし、日常の移動に新たな喜びを提供する。一方「Z e-1」は、跳動感あるスタイリングと俊敏なハンドリング、優れた重量バランスを持つ、カワサキの技術が結集したEVモデルとなっている。
カワサキは長年にわたりモーターサイクルを製造してきた経験を活かし、単なる移動手段ではなく、ライディングの喜びを追求したEVスポーツモデルを開発。「操る歓び」を追求してきたカワサキのフィロソフィーを受け継ぎつつ、環境に配慮した次世代のモビリティを提案している。
