東芝、次世代の純水素燃料電池スタック共同開発へ…バスやトラック向け

東芝本社
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東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS)は11月21日、米国のニンバス・パワー・システムズ社(ニンバス社)と次世代の純水素燃料電池スタックの共同開発契約を締結したと発表した。

この燃料電池スタックは、バスやトラックなどの大型モビリティや定置用など、多用途のアプリケーションに適用可能な高性能製品を目指している。

両社は、ニンバス社が特許登録済みの「4流体スタック技術」と、東芝ESSが長年培った「燃料電池の製品化・量産技術」を組み合わせて開発を進める。ニンバス社の4流体スタック技術は、多孔質セパレータと金属セパレータを組み合わせ、水素、空気、純水、不凍液の4つの流体を供給することで、高出力での安定かつ高効率運転を可能にする技術だ。


《森脇稔》
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