スズキ フロンクス 発売、鈴木社長「日本市場に合わせて造り込みをしっかり行ってきた」

鈴木社長
  • 鈴木社長
  • スズキ フロンクス
  • スズキ フロンクス
  • スズキ フロンクス
  • スズキ・フロンクス
  • スズキ フロンクス
  • 1.5L「K15C」型エンジン
  • 森田チーフエンジニア

スズキは10月16日、新型SUVの『フロンクス』を発売した。セダン『バレーノ』以来、8年ぶりにインドから輸入し発売する新型車で、価格は254万1000円から273万9000円となっている。

スズキの鈴木俊宏社長は同日都内で開いた発表会で「2023年1月に、インドのオートエキスポでワールドプレミアしたフロンクスは、スズキが世界戦略車としてお届けするクーペスタイルのSUV。フロンクスはインドのSUV市場で最も早く累計販売台数20万台を突破した。またインドだけでなく中南米、中近東などにも輸出しており世界70か国以上のお客様にご愛用頂いている。そのフロンクスを満を持して日本のお客様へお届けする」と紹介。

その上で「日本への導入にあたっては日本の道路事情に合わせてサスペンションのチューニングや降雪地域での使用を考慮した4WD車の設定など仕様の造り込みをしっかリ行ってきた。スズキは適所適材のモノづくりを大切にする。まさにフロンクスは、そのことを体現する1台」と述べた。

さらに「競争が激しい日本のコンパクトSUV市場においてフロンクスは他には無い個性的なデザインと取り回しの良いサイズ感だけはなく、運転する人が楽しく後席の人も快適なモデルとして多くのお客様に喜んで頂けると思っている」とも付け加えた。


《小松哲也》

特集