【株価】スズキが反落、次世代車「SDV」開発方針発表も地合いの悪さに勝てず

スズキ、10年先を見据えた技術戦略を発表(7月17日)
  • スズキ、10年先を見据えた技術戦略を発表(7月17日)
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18日の日経平均株価は前日比971円34銭安の4万126円35銭と大幅続落。米国の対中半導体規制強化を警戒した売りが続き、為替円高を受け輸出関連株への売りも膨らんだ。

17日のニューヨークダウは243ドル高の4万1198ドルと6日続伸。利下げ観測を背景に3日連続で過去最高値を更新し、初の4万1000ドル台に乗せた。ハイテク株主体の米ナスダック市場は4日ぶりに大幅反落。電気自動車(EV)のテスラは3.14%安。

外国為替市場で円相場は1ドル=155円台前半とおよそ1カ月ぶりの水準へ円高が進行。市場では11月の米大統領選でトランプ前大統領の勝利を有力視した「ほぼトラ」派が優勢。トランプ氏は強いドルを問題だとする認識を持っているとされており、円安に伴う利益上乗せへの期待が後退したことから、自動車株は軒並み安となった。


《山口邦夫》

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