トヨタ『ハイラックス』が表情変化、48V技術採用 オーストラリアで3月に発売

トヨタ・ハイラックス 改良新型(オーストラリア仕様)
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トヨタ自動車のオーストラリア部門は、ピックアップトラック『ハイラックス』の改良新型を3月、現地で発売する。

新しいハイラックスは、フロントエンドのデザインを一新し、より力強い印象を与えることで、人気のダブルキャブオートディーゼルモデルのスタイルを一層引き立てている。

新しい顔つきは、八角形のグリルと台形の下部セクション、そしてSR5にフォグランプを収めた大胆な外側バンパーを組み合わせたインターロッキングデザインで構成されている。

ほとんどのグレードには、タフでスポーティな印象を与える黒のハニカムメッシュグリルが採用され、黒の下部とボディカラーのサイドバンパー仕上げと組み合わせられている。ピックアップバリアントにはテールゲートダンパーが追加された。シングルキャブとガソリンダブルキャブのフロントバンパーは、ダークグレーの仕上げから黒に変更された。

SRグレードはシルバーカラーの下部バンパー仕上げを追加し、SR5はさらに黒の上部グリルモールド、ダークティントLEDヘッドランプクラスター、光沢のある黒のフォグランプベゼル、外部ミラー、外側ドアハンドルを採用している。

4x4ローグとオートマチックSR5ダブルキャブに標準装備され、4x4SRダブルキャブにオプションで提供される48V技術は、従来のハイラックスと比較して、2.8リットルターボディーゼル4気筒エンジンの滑らかさと燃費を約6-10%向上させる。

48Vシステムは、モータージェネレーター、48Vバッテリー、DC/DCコンバーターから構成され、ストップ/スタートシステムの実現だけでなく、運転性と燃費の向上、騒音や振動の低減にも寄与している。

この技術を搭載したモデルは、標準装備のマルチテレインセレクトにより、オフロードでの能力も向上している。6つの選択可能なドライブモードが、厳しい条件下でのパフォーマンスを高める。

さらに便利さを高めるために、SR5とハイラックスローグ、GRスポーツには、ギアシフターの隣にワイヤレス充電パッド、ダブルキャブバリアントのエアコンベントの隣に2つのUSB-Cポートが新たに搭載されている。

《森脇稔》

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