羽田空港第3ターミナルでWHILL「パーソナルモビリティ」による自動運転サービス開始

WHILLが羽田空港第3ターミナルで自動運転サービスを開始
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WHILLは12月15日、東京の羽田空港第3ターミナルの出国エリアにおいて、自動運転パーソナルモビリティ(一人用の乗り物)によるWHILL自動運転サービスが導入されたことを発表した。

WHILL自動運転サービスは、空港における自動運転パーソナルモビリティとして世界で初めて2020年夏に羽田空港で導入された。以降、安定運用を通じて多くの顧客に快適に利用している実績を積み重ね、第1・第2ターミナル国内線全域への拡張を経て、この度、第3ターミナルでの導入に至ったとしている。国外旅行やインバウンド需要が高まる中、WHILL自動運転サービスが既に運用されている国内線に加え、国際線にも同サービスを拡大する。

空港内ではスタッフによる車椅子プッシュサービスもあるが、世界に先立って加速する高齢化や昨今の旅行需要の回復などを背景に将来的な人員不足などが予想される。WHILL自動運転サービスに置き換えることで、スタッフの負担軽減だけでなく、安定した移動サービスの提供を通じた、あらゆる顧客の満足度向上にも貢献する。

WHILL自動運転サービスは、空港を利用する顧客自身のタッチパネル操作で、自動運転パーソナルモビリティを使って、目的の搭乗口まで移動することが可能。第3ターミナルではスペイン語を新たに追加して6言語(日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語)を搭載している。

第3ターミナルでの導入台数は6台。WHILLは、「羽田空港側と連携しながら、国内外からの空港利用者に対して安定したサービスの提供を通じ、あらゆる人が当たり前に安心かつ快適な近距離移動ができる環境整備に努めていく」としている。

《レスポンス編集部》

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