トヨタの新型商用車はフィアット『デュカト』と兄弟車、EV版は航続420km 2024年欧州発売

トヨタ・プロエース・マックス・エレクトリック
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トヨタ自動車の欧州部門は12月4日、新型商用車『プロエース・マックス』(Toyota PROACE MAX)を2024年、欧州市場で発売すると発表した。EVパワートレインの詳細を明らかにしている。

プロエース・マックスは、トヨタの欧州商用車ラインナップおいて、最大のボディサイズとなり、EV版も用意される。プロエース・マックスは、ステランティスからOEM供給を受けるモデルだ。プジョー版は『ボクサー』、シトロエン版は『ジャンパー』。フィアット版の『デュカト』は、日本市場にも導入されている。

EV版の『プロエース・マックス・エレクトリック』には、最大出力270hp、最大トルク41.8kgmを引き出すモーターを搭載する。3種類の走行モードにより、ドライバーはエコ、ノーマル、パワーを切り替えることが可能。これにより、加速や最高速を調整し、パフォーマンスと航続のバランスを取ることができるという。

プロエース・マックス・エレクトリックには、高性能バッテリーを搭載する。1回の充電での航続は、最大420km(WTLPサイクル)に到達。実用的な日常業務に充分な航続を備える、と自負する。

プロエース・マックスには、2種類のホイールベース、3種類の全長、3種類の全高を持つ6仕様が用意されており、さまざまな積載ニーズに対応している。このうち、全長は5413mm、5998mm、6363mmの3種類から選択できる。

フルハイトドアと正方形の開口部、低いフロア高などにより、荷物の積み下ろし性を追求した。トヨタ車で初めて、ドアは270度開き、積載スペースとキャビンへのアクセスを高めている。

《森脇稔》

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