完成した東武の『スペーシアX』が瀬戸内沿いを走った…3月7日深夜に南栗橋車両管区へ搬入[動画]

N100系のエクステリアイメージ。側窓は鹿沼組子の象徴的な「X」模様をモチーフとしている。
  • N100系のエクステリアイメージ。側窓は鹿沼組子の象徴的な「X」模様をモチーフとしている。
  • 『スペーシアX』の座席配置。
  • N100系のエクステリアイメージ
  • N100系のインテリアイメージ

東武鉄道(東武)は3月10日、新型特急車両N100系『スペーシアX』が完成したと発表し、その輸送・搬入の様子を動画で公開した。

山口県から埼玉県へ甲種輸送されるN100系。

7月15日から営業運転が開始されるN100系は、およそ1年間かけて山口県下松市の日立製作所笠戸事業所で製作され、3月5日、中間車のN102-4を先頭に3両+6両+3両に組成された編成が同所を出発。

山陽本線の瀬戸内沿いをJR貨物のEF210-8が12両のN100系を牽引する映像では、中間車が最後尾となる珍しいシーンを見ることができる。

『スペーシアX』の座席配置。『スペーシアX』の座席配置。

埼玉県久喜市の南栗橋車両管区に到着したのは3月7日深夜のことで、JR栗橋駅にはJR貨物のディーゼル機関車による推進運転で入線。その後に東武の北斗星色DE10 1109と交替し、推進運転で搬入。先頭車同士が分離されるシーンも登場する。

映像ではN100系で象徴的な鹿沼組子の「X」模様が随所に現れ、最後に車両部・江尻宏群氏のコメントも収録されている。

N100系の最終検査、走行試験の映像。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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