【マツダ×パイオニアの挑戦】クルマのオーディオを抜本的に見直す!!…連載まとめ

マツダとパイオニアが考える近未来の純正オーディオ
  • マツダとパイオニアが考える近未来の純正オーディオ
  • 第1話:純正オーディオの常識を打ち破る! パンドラの箱を開けた技術者の挑戦
  • マツダ3に装着されているフロントスピーカーシステム
  • 第2話:固定概念からの脱却を謀るオーディオメーカーからの提案
  • 東北パイオニア OEMサウンド部 藤本健太氏
  • 数多くの議論を交わし合ったマツダ 統合制御システム開発本部・若松功二氏と東北パイオニア OEMサウンド部 藤本健太氏
  • 数々の工夫が施されている基板部分

車内の静粛性の高まりや自動運転などとも関連して、車内のエンターテインメントは改めて脚光を浴びつつある。中でも純正オーディオにはさまざまな高級オーディオブランドが設定されるなど、高音質化への取り組みは近年盛り上がりを見せつつある。

しかしそんなシーンを先取りするかのようにクルマのオーディオを抜本的に見直してきたメーカーがある。それが今回取材したマツダだ。連載でマツダとパイオニアの挑戦を紹介する。

■第1話:純正オーディオの常識を打ち破る! パンドラの箱を開けた技術者の挑戦
https://response.jp/article/2023/01/23/366663.html

“スピーカーはドアに取り付けるもの”といった今までの固定概念を打ち破り、クルマの中でより良い音を再生するための開発を始めたのは『マツダ3(MAZDA3)』(2019年発売開始)の開発段階だった。マツダの開発陣がどんな音を求めて開発をスタートさせたのか、クルマメーカーの技術力に加えて協力するオーディオメーカーのノウハウも取り入れることになった開発。その発端から経緯までを開発陣に取材して真相へ迫った。

■第2話:固定概念からの脱却を謀るオーディオメーカーからの提案
https://response.jp/article/2023/01/24/366707.html

MAZDA3のオーディオ開発でオーディオメーカーの立場から重要な役割を果たしたパイオニアにスポットを当てることになる。マツダからの新しいオーディオ開発の試作に参画することになるパイオニア、その開発の過程と共に問題を解決しながら昇華させるメーカーの技術力を強く知ることとなった。

■第3話:熱い情熱と高い技術のぶつかり合いが新しい形を生み出す
https://response.jp/article/2023/01/25/366753.html

クルマメーカーとオーディオメーカーという立場の異なる両社の開発陣が、ひとつの目標に向かってもの作りを進めたこの時期、単にオーダーされたスピーカーを作るだけでは無く、お互いの開発陣が高音質化への思いを込めた設計を実施。それによる相乗効果によって良い製品開発が実現するという好循環が生まれた。

■第4話:苦難の末に辿り着いた到達点。更なる頂を見据えて進化は続く
https://response.jp/article/2023/01/26/366794.html

連載4回目ではMAZDA3成功のその後について紹介して行くことにする。ピックアップしたのはCX-60。MAZDA3以来、大きなオーディオの進化を投入した車種として、マツダ、パイオニア双方の開発スタッフにとってエポックメイキングなクルマになった。

■最終話:マツダとパイオニアが考える近未来の純正オーディオとは
https://response.jp/article/2023/01/27/366843.html

オーディオのあり方を音質重視へと転換し、クルマの中でも添え物的存在であったオーディオをメインストリームへと押し上げた。そこには既成概念にとらわれないカウルサイドへのスピーカー取り付けやエンクロージャー化、さらにはDSPを使ったデジタルコントロールなどを取り入れた開発者の思いがあった。その結果、アフターにおけるハイエンドオーディオを思わせるレベルにまでそのサウンドを引き上げることに成功している。最終章となる連載5回目は、これからの純正オーディオについて語ってもらった。

《高木啓》

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