EVスクーターとバッテリーのシェアリング開始…ガチャコと「HELLO MOBILITY」が提携

ホンダ ベンリィ e:I(左)とガチャコステーション(右)
  • ホンダ ベンリィ e:I(左)とガチャコステーション(右)
  • HELLO MOBILITYの利用方法
  • ガチャコステーション
  • ホンダ ベンリィ e:I
  • ガチャコステーションの使用方法

Gachaco(ガチャコ)とOpenStreet(オープンストリート)は業務提携し、シェアモビリティサービス「HELLO MOBILITY」にてEVスクーターシェアリングおよびバッテリーシェアリングを開始したと発表した。

ガチャコは、ENEOS、ホンダ、カワサキモータース、スズキ、ヤマハ発動機の5社が設立した新会社が提供するEVバイク向けバッテリーシェアリングサービス。交換式バッテリーを二輪車メーカー4社で共通規格とすることで、メーカーを問わずバッテリーのシェアリングが可能な仕組みとなっている。一方、ソフトバンクの社内ベンチャーとして設立したオープンストリートは、モビリティシェアサービスおよびIoTデバイスの開発、提供を行うスタートアップ企業。シェアモビリティサービスのプラットフォーム「HELLO MOBILITY」を提供している。

今回の業務提携により、HELLO MOBILITYに新たにEVスクーターを導入するとともに、ガチャコが提供する「ガチャコステーション」を展開することで、EVスクーターの利用からバッテリー交換までの一連のサービスを提供することが可能となった。ガチャコステーションでは、交換式バッテリーを複数同時に充電。ユーザーはバッテリー残量が少なくなった際や都合の良いタイミングでバッテリー交換ができる。バッテリー交換時はICカードをかざしてユーザー認証を行い、空スロットにバッテリーを返却。ユーザーは満充電のバッテリーを取り出し、自身の電動モビリティに搭載して出発できる。

まずは、法人利用の拡大を図り、日常的な営業活動における移動手段として活用してもらう他、物流の小口化・多頻度化を背景に短距離モビリティの需要が増加しているフードデリバリー・日用品のクリックデリバリー等を行う物流事業者への提供を進めていく。サービス開始時は、東京都の城南エリア(港区・品川区・目黒区・大田区・世田谷・渋谷区)を中心に展開し、順次EVスクーターの導入台数およびガチャコステーションの設置場所を拡大することでユーザーの利便性を高めていく。

なお、EVスクーターはホンダ『ベンリィ e:I』を導入。月額固定費なし、保険料込みで15分160円(税別)から利用できる。

《纐纈敏也@DAYS》

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