念願かなって入手したが…トヨタ センチュリー 前編[カーオーディオ ニューカマー]

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いつかは乗りたいと長年思い続けていたトヨタ『センチュリー』を、ついに手に入れたゴリさん。しかし純正オーディオのサウンドが想像していたものでは無く少しがっかり。そこでオーディオの音質アップを狙って埼玉県の東京車楽に行きシステムアップを開始した。

◆V12エンジンや静粛性に憧れたセンチュリー
長年探し求めていた車両をついに手に入れる

これまで、数多くのクルマを乗り継いできたゴリさん。そんなベテランが“いつかは欲しいクルマ”と思っていたのがセンチュリーだったという。

「V12のエンジン、上質な塗装、高い静粛性など、私にとってセンチュリーは特別なクルマなんです。いずれは乗りたいとずっと前から思っていて、先日ついに手に入れることになったんです」

当初はセンチュリーに対してオーディオのシステムアップをする予定は無かったという。まずはクルマを手に入れたことによる満足感が高かったためオーディオにはあまり注目していなかったのだ。

「若い頃、オーディオ好きの先輩がいてシステムアップした良い音のクルマを聴く機会があったんです。運転席に座って音を聴くと確かに細かな音まで聞こえてきたのを憶えています。そこでは楽器に触れたり置いたりする音までがリアルに聴こえてきたんです。でも、当時は自分にはあまり関係ない世界だと思ってましたが、その後にオーディオが気になり始めたのは当時の記憶が残っていたのがきっかけになっていたんでしょうね」

その後、時間が経ってから愛車にスピーカー交換やパワーアンプを導入して高音質化を狙ったこともあったゴリさん。乗り継いできた数多くのクルマには何らかのオーディオ的な手を加えてきたという。しかし近年はオーディオから離れていた。

「最近手に入れたクルマはそこそこ音が良くって、それほどオーディオに不満は無かったんです。それもあって以前のようにはオーディオのグレードアップをしていませんでした。センチュリーも同じように考えていたんですが、少し違ったんです」

◆プロショップへのネガティブな先入観は
東京車楽とのやりとりの中で解消される

最近乗っていたクルマと同様に、普通に聞く分には十分の音質だと思っていたセンチュリーだったが、実際に手に入れてドライブに出かけるようになると様子が異なっているのに気づく。

「センチュリーに乗り始めて不満に思ったのは“意外に音が悪い”ことでした。先入観としてセンチュリーは高級車なので音も良いものだと思い込んでいたんです。他の愛車とオーディオの音を比べてもずいぶんグレードが低く感じるんです。そこでオーディオのグレードアップを考え始めたんです」

これをきっかけにゴリさんは、再びオーディオ熱が再燃することになる。純正スピーカーも経年劣化でダメになっていることも想像でき、まずはスピーカー交換をプランし始める。さらにスマホを無線接続して音楽を聴く環境を車内に作りたいなど、オーディオのグレードアップを考え始めるとやりたいことが次々出てきた。

「そこでプロショップに行こうと思ったんです。検索して自宅から近いところにショップがあることを見つけたんです。しかし昔のプロショップは難しい話をされるとか一方的に押しつけられるなど、あまり良い先入観はありませんでした。それでもセンチュリーの音を良くしたくて、思い切って連絡をしてみたんです」

こうしてゴリさんがアプローチしたのが東京車楽だった。ショップに連絡して現状の説明などしていく会話によってゴリさんが気にしていた懸念はすぐに解消されることになる。

「東京車楽に連絡して話してみたんですが、非常にさっぱりした対応で以前感じていたプロショップのイメージとはまったく違っていて安心しました。その後実際にショップに行って代表の木村さんと話をすると、さらにその思いは強くなりました。ユーザーの意見を受け入れてくれて押しつけるところも一切無い、相談するほどに信頼感が強くなっていきました。ここなら任せられると思ってオーダーすることにしたんです」

◆車内にあったCDをスマートにリサーチして
交換するスピーカーのブランド&モデルを提案

当面の目標はスピーカー交換だった。センチュリーの傷んでしまったスピーカーを高音質なスピーカーに交換してどこまで音が良くなるかが興味津々だった。

「スピーカー交換の相談を始めたところ、海外ブランドのフォーカルを紹介されたんです。以前はずっと国産ブランドのスピーカーしか使ったことが無かったので、海外スピーカーはノーマークだったんですが、提案されたことで少し気になりました」

しかもショップが提案した理由を聞いてますますオーナーはそのスピーカーに興味を持つことになったという。

「私が良く聴く曲は'90年代~'00年代の邦楽や洋楽です。結構幅広いジャンルを聴いています。ショップに行ったときに車内に置いていたそれらのCDを木村さんが見ていたんです。後で聞いたところ、それらの曲の傾向を参考にして“合うスピーカー”を選んで提案してくれたらしいんです。それがフォーカルだったんです」

すぐさまフォーカルのインストールされたクルマを試聴することになったオーナー。

「すごく自然な音がすると思いました。楽器ひとつひとつが綺麗に鳴っている感覚も強い、これはすごく良いスピーカーだと思いました」

こうして納得した上でスピーカーを決定したゴリさん。早速センチュリーへの取り付けをオーダーすることを決意する。

次回の後編では、取り付け後のインプレッションやその後のシステムアップについて紹介して行くこととしよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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