NIOのバッテリー交換ステーションが1200か所に、電池グレードアップサービスも[中国]

NIOのバッテリー交換ステーション
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中国新興OEMの蔚来(NIO、ニーオ)は11月6日、公式WeChatで、江蘇省蘇州市の蘇州新区金科王府大酒店で新たなバッテリー交換ステーションを稼働させたと発表。これで同社のバッテリー交換ステーションは1200か所になった、とした。

◆着々と整備されるバッテリー交換ステーション

当初目標だった2022年末までに1300か所のステーション整備を目指し引き続き注力する、という。2021年11月3日にNIOはバッテリー交換ステーション600か所に到達、今回わずか1年あまりで再度600か所増やしたことになる。

NIOは2025年までに中国3000か所、主に欧州を中心としたグローバル1000か所の計4000か所、バッテリー交換ステーションを整備する計画。現在までにバッテリー交換回数は累計1400万回に達しており、1日平均3万回バッテリー交換が行われている。平均2.8秒に1台がバッテリーを交換し、満充電の状態で再スタートしているという。

NIOのバッテリー交換ステーション

時にバッテリー充電待ちが深刻になるEV大国の中国。大型連休では毎回充電ステーションにEV車両による長蛇の列ができ、「ガソリン車だと10時間で行ける距離をEVであれば40時間かかる」(2022年10月の国慶節大型連休において、中国で拡散したSNSの書き込み)という笑えない状況が続いている。


《有田直矢@インサイツ》

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