ソニー、自社開発のコンセプトSUV『VISION-S 02』を展示…CEATEC 2022

ソニー(CEATEC 2022プレスデー)
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ソニーは、10月18~21日に千葉市の幕張メッセで開催される「CEATEC 2022」 に出展、ブースでは、今年1月に発表したSUVタイプのコンセプトカー『VISION-S 02』を展示する。CEATECは電子部品、デバイス、サービス、製品の総合展だ。

ソニーグループはCEATEC 2022において、「ずっと、地球で感動を分かち合うために。」をテーマに、同社による環境に関する取り組みを訴求する予定だ。ソニーは自らのPurpose(存在意義)を「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」と定め、これに基づき、感動と人を軸とした多様な事業を推進している。

同時にソニーでは、環境負荷ゼロをめざす長期環境計画「Road to Zero」に基づき、人々が感動で繋がるためには、安心して暮らせる社会や健全な地球環境が前提になると考える。社会・環境に対する「責任」を果たし、技術や事業を通じて「貢献」することを重視しているという。CEATEC 2022では、「地球」・「社会」・「人」の3つの視点で、テクノロジーの「兆し」から構成した、環境に貢献するさまざまな取り組みを紹介する。

VISION-S 02は「社会」の視点で訴求される。これまでの社会で当たり前とされてきたシステムが、変わるべき時代に来ている、とソニー。そのため、インフラ、エネルギー、農法など日々の社会生活に広く関わる、新しい基盤を実現するための技術を開発している。ソニーは、モビリティの進化は、ライフスタイルや社会の在り方にも変化を促す、と期待する。合わせて、EVやモビリティ関連サービス、スマートグリッドなどにより、社会課題や環境問題にも貢献できると考えている。

「VISION-S」はこういった思想に基づき開発されたコンセプトカーだ。2021年にクーペボディのセダン「VISION-S 01」を発表、2022年1月にSUVタイプの「VISION-S 02」を発表した。幕張には「02」が展示される。ソニーは先日ホンダとの協業でEVを市販化すると発表しているが、「VISION-S」はそれより前、ソニー単独で開発を進めていたもの。

《高木啓》

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