フォルクスワーゲン(Volkswagen)乗用車ブランドは7月15日、2022年上半期(1~6月)のEVの世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は過去最高の11万5900台。前年同期比は24.9%増と伸びている。
フォルクスワーゲン乗用車ブランドのEVモデル攻勢は、2020年にヨーロッパでコンパクトEVの『ID.3』を発売したことによって始まった。2021年3月には、欧州に続いて米国と中国でも、電動SUVの『ID.4』を発売した。さらに、中国の顧客のニーズに合わせて特別に開発された最大7シーターの電動SUVの『ID.6』が、2021年6月から中国で発売されている。
上半期のEVの世界販売台数11万5900台のうち、最多を占めたのは、ID.4とそのクーペ版の『ID.5』で合計6万6800台。ID.3が2万6000台で、これに続いた。なお、ID.4は2022年内に、日本市場に導入される予定だ。
フォルクスワーゲン乗用車ブランドの2021年の電動車(EVやプラグインハイブリッド車)の世界販売台数は約36万9000台。前年実績に対して、73%増と伸びている。
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